歪み系(ディストーション・オーバードライブ)

ディストーションもオーバードライブも、「ファズ系エフェクター」といって、 ギターの音に電気的な歪み(これをディストーションと言います)を加えるものです。

それと同時に、コンプレッサーとしての効果も持っていて、音の伸び(サステイン)がよくなります。

では、ディストーションとオーバードライブはどう違うのか。

実は、明確な定義はありません。

一般的にチューブアンプ、つまり真空管式のアンプに過大入力を加えて(これをオーバードライブすると言います)、 自然に歪みが発生する状態をシミュレーションしたものがオーバードライブ、それ以外のものがディストーションとされています。

その性質上、オーバードライブの方のサウンドはやや甘めで耳ざわりのよい響きで、 ディストーションの方はもっと鋭く、メタリックだとされていますが、実際問題としては製品による差も大きくて、 一概には言えません。

原則的に、ディストーションやオーバードライブを使う時は、アンプ側では歪まないようセッティングしますが、 エフェクターとアンプの両方の歪みを合わせて音作りするギタリストも少なくないようです。



音作り例・1 ドンシャリ

ハードロックやへヴィメタルでよく使われる設定です。

イコライザーで低域(ドン)と高域(シャリ)をマックスまで持ち上げ、中域をカットすることで、エッジの利いた メタルらしい音を作ることができます。

ただ、このドンシャリは、低域がベースとバスドラに、高域がシンバルとぶつかってしまうので、バンドで演奏して みると、ギターの音が全く聞こえないということになりがちです。

そのため、実際に音をつくるときは多少ミドルを持ち上げ、通る音を作ることがコツと言えます。

【デモ再生】

サンプルの音は、ディストーションとしては最もポピュラーなBOSS社メタルゾーンを、
Zoom G2.1uでモデリングしたものを使っています。


音作り例・2 クランチ

オーバードライブなどで、軽く歪ませた音をクランチと呼びます。
サンプル音のように、やや古い感じのロックロールで使われてきましたが、ギター自体の鳴りも表現しやすいので、現在でも 様々なジャンルで使われています。
【デモ再生】

音は、Fender Tweed Deulax’53 をZoom G2.1uでモデリングしたものを使っています。

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