Chapter 8 スライド&グリッサンド

スライドは、弦を押さえた指を別のポジションに滑らせて音の高さを変える奏法です。高い方向へのスライドをスライド・アップ、低い方向へをスライド・ダウンと呼びます。弦を押さえた指の力を抜かずに、そのままの状態で一気に別のポジションへスライドしましょう。
 グリッサンドはテクニックとしてはスライドと同じですが、弾き始めの音、または、弾き終りの音が決まっていない状態を指します。大まかに低いポジションから目的の音まで指をスライドさせることをグリス・アップ、目的の音を弾いた後、大まかに低いポジションへスライドさせることをグリス・ダウンと呼びます。効果音のような意味もあるため、どの程度スライドさせるかはギタリストの判断によります。





[EX.14]






 スライドの基礎トレーニングです。スライド後もしっかり音が鳴っていることが一番重要なポイントです。弦を押さえる指の力を抜いたり、一瞬でも弦から浮かせてしまうと音が消えてしまうので、押さえた状態をしっかりキープしてスライドさせましょう。4小節目は装飾音のスライドです。ピッキング直後にスライドさせます。



[EX.15]







 グリッサンドは目的の音のみ楽譜に書いてあります。1小節目は3F辺りからのグリス・アップ、2小節目は3F辺りまでグリス・ダウンするイメージですが、どの程度派手なグリッサンドにしたいかによって、グリッサンドの幅は自由に決めて構いません。グリス・アップでは勢い余って目的のポジションを行き過ぎてしまうことがあるのですが、目的のポジションのみを見ながらグリス・アップさせると上手く弾けるでしょう。


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